2026連合平和行動in沖縄を開催 ~語り継ぐ戦争の実相と運動の継続で恒久平和を実現しよう~

連合(会長:芳野友子)は6月23日(火)から24日(水)までの2日間、「2026連合平和行動in沖縄」を開催しました。

初日の「平和オキナワ集会」は、那覇文化芸術劇場なはーとで開催され、全国の地方連合会や産業別組織、県内参加者など874名が参加しました。

集会は、沖縄で活動する夫婦デュオ emikutu(エミクトゥ) の高良篤人さん(ギター・ボーカル)と高良えみさん(唄三線)によるオープニングライブで幕を開けました。幕開けにふさわしい”歓迎の意”を込めた楽曲や命のつながりや平和への願いが込められた温かな演奏が披露され、参加者は沖縄の文化に触れながら集会の開会を迎えました。

 

第1部では、沖縄タイムス社編集局長の赤嶺由紀子氏を講師に迎え、「報道から平和を問う」と題し、基調講演が行われました。講演では、沖縄戦の記憶を風化させないための報道の取り組みや戦争トラウマの実態、「平和の礎」に刻まれた戦没者一人ひとりの名前を伝える報道などが紹介されました。また、米軍基地に起因する事件・事故や騒音問題、PFASによる環境問題、日米地位協定の課題など、沖縄が現在も抱える諸課題について説明がありました。さらに、南西地域で進む防衛力強化や国民保護計画にも触れ、「軍事力だけでは真の安全保障は実現できず、外交や対話による信頼関係の構築が重要である」と訴えられ、平和を次世代へ継承することの大切さが改めて共有されました。

 

第2部の平和式典では、沖縄戦をはじめ、世界中の戦争・紛争で犠牲となった方々へ黙とうを捧げた後、主催者を代表して芳野友子連合会長が挨拶しました。芳野会長は、81年前の沖縄戦を振り返るとともに、沖縄に集中する米軍基地負担や日米地位協定の課題に言及し、「戦争の悲惨さを風化させることなく、平和の尊さを次世代へ継承していかなければならない」と訴えました。

 

続いて、地元を代表して仲宗根哲連合沖縄会長が挨拶し、全国から874名が参加したことへの感謝を述べるとともに、戦後81年を迎えた現在も「平和の礎」への刻銘が続いている現状に触れ、「沖縄戦の実相と教訓を全国の仲間と共有し、平和を希求する運動を継続していくことが重要である」と呼びかけました。また、米軍基地があるがゆえに発生する事件・事故や、騒音、環境問題など、沖縄が抱える課題への理解を求めるとともに、全国の仲間との連帯を発信しました。

 

来賓を代表して玉城デニー沖縄県知事からも挨拶があり、沖縄戦の実相と教訓を次世代へ継承する重要性と、平和で安心して暮らせる社会の実現に向けた決意が述べられました。なお、県選出の伊波洋一参議院議員、高良沙哉参議院議員にもご臨席いただきました。

式典では、平和への願いを次の開催地へつなぐ「ピースフラッグリレー」が行われ、連合沖縄から連合広島へピースフラッグが引き継がれました。また、連合沖縄女性委員会による平和アピールが満場の拍手で採択され、参加者全員で恒久平和の実現に向けた決意を新たにしました。

 

2日目は、連合沖縄青年委員会と連合大分青年委員会がピースガイドを務め、全国から参加した仲間が沖縄戦跡を巡るピース・フィールドワークを実施しました。参加者は旧海軍司令部壕やひめゆりの塔、平和の礎などを訪れ、沖縄戦の実相や平和の尊さを学ぶとともに、現在の基地問題について理解を深めました。

その後、沖縄県庁前県民広場において、「米軍基地の整理・縮小」と「日米地位協定の抜本的見直し」を求める集会を開催しました。芳野会長は、平和フィールドワークで学んだ沖縄の現状を全国各地へ持ち帰り、それぞれの地域で平和運動につなげてほしいと呼びかけるとともに、沖縄に集中する過重な基地負担の軽減と日米地位協定の抜本的見直しの必要性を改めて訴えました。

集会終了後は、県民広場から牧志公園までデモ行進を実施し、参加者は「米軍基地の整理・縮小」と「日米地位協定の抜本的見直し」の実現を沿道の県民や観光客へ広く訴えました。

連合は今後も、「語り継ぐ戦争の実相と運動の継続で恒久平和を実現しよう」のスローガンのもと、沖縄戦の記憶と教訓を風化させることなく次世代へ継承するとともに、平和で安心して暮らせる社会の実現に向け、全国の仲間と連帯しながら取り組みを進めてまいります。

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